3月末、舞台「あさひなぐ」チームの薙刀初稽古が行われました。

「あさひなぐ」の最大の魅力である“薙刀”は、習得すること自体が難しい武道。出演者たちは、その薙刀を舞台上でお芝居をしながら操らなくてはなりません。
そこで、まずは女性キャスト中心に薙刀を基礎から学ぶ稽古が行われることとなりました。

今回稽古に参加したのは齋藤飛鳥さん(東島旭 役)、井上小百合さん(八十村将子 役)、新内眞衣さん(紺野さくら 役)、堀未央奈さん(一堂寧々 役)、衛藤美彩さん(寒河江純 役)、北野日奈子さん(的林つぐみ 役)、下司尚実さん(大倉文乃 役)、白勢未生さん(郁林 役)、小山雲母さん(三須英子 役)、萩原麻乃さん(安藤真琴 役)、則松亜海さん(福留やす子 役)。

指導してくださる先生はなんと全日本なぎなた連盟の先生方。薙刀をもっともよく理解している先生方の丁寧な解説から、徐々に構え、型へと稽古は深化していきます。
はじめはどこを持つのか? どうやって構えるのか? 体の向きや動かし方がわからない! と悪戦苦闘しているみなさんですが、だんだんとコツが見えてくるようでした。
休憩、といわれても各自で構えを確認しあったり、技や部位の名前を復習したり。休めているのか不安になるほど熱心に稽古していました。

初稽古を終えて、参加された出演者のみなさんからのコメントもいただきました!

齋藤飛鳥(東島旭 役) まだ初回だからっていうのもあると思うんですけど、とても不安です。 腕は伸ばすけど足を曲げる、などの体の独特な動かし方は、たぶんダンスと同じように、稽古を重ねることで体も徐々に慣れてくるのかなと思います。

―自信のほどは?
自信は全くないんですけど、だんだんと慣れてきてわかってくるのかな、コツとかつかめるのかなと。それは楽しみです。

井上小百合(八十村将子 役) スポーツって力を入れて体を動かすものなんですけど、とにかく今日は「力を抜いて」と言われて。運動経験も特になく、普段ダンス等で力を入れる動作しかやってきてなかったので、力を抜きながら薙刀をするのがすごく難しいです。
それに、原作のキャラクタ-をきちんと演じながら、薙刀をしなければいけないということも難しいなって考えてしまいます。
私の演じる八十村将子ちゃんはもともと剣道の経験があって、剣道の癖が出ちゃうっていう子なんですが、わたしには剣道の経験もないので……。
教えてくださってる先生が剣道経験がある、ということなので、先生の動きを見て学びます!

新内眞衣(紺野さくら 役) 今回薙刀という武道に初めて取り組みますが、やっぱり基本が大事だと思うので、しっかり基礎を叩き込んでから舞台に立ちたいなと思っています。今は先生方の型とわたしたちの型が違いすぎて不安なんですが、いっぱい練習をすればその分だけちゃんとできるかなと思うので、がんばっていっぱい練習していきたいと思います。

―薙刀は自分に合っていますか?
いやぁまだ感覚が…。薙刀が長いので、自分にしっくりくる感覚がわからないです。探り探り自分に合う持ち方を研究しながらやっていこうと思っています。

堀未央奈(一堂寧々 役) 初めて薙刀をしましたが、細かいところまで注意しないといけなくて、力の加減が難しいです。薙刀がメインのお話なので、自分の役を理解してお芝居をしつつ、ちゃんと薙刀を習得して舞台に挑みたいと思いました。

衛藤美彩(寒河江純 役) 今回初めての稽古なんですが、ちゃんとこうやって道着を着ると背筋が伸びますし、まだまだ初心者ですけど、うまくなれそうな気持ちになりました(笑)
もともとけっこうスポーツは好きなんですけど、こういった道着を着てするスポーツは初めて。先生や他のキャストの皆さんと一緒に今日やってみて、良いものを作りたいなとプラスの気持ちがわいてきました。不安もありますが初心者に見えないようにうまくなりたいなと思います。
(手に持っている薙刀を見ながら)これが家に欲しいなと思いました(笑) お借りして今日持って帰りたいです。

北野日奈子(的林つぐみ 役) 初めてなので、「前!後ろ!すり足!」という掛け声にとっさに反応できなくて大変なんですけど、その言葉が染みつくくらい、いろんな人に「前!」って言ってもらって耳を慣れさせる練習をして(笑)
あと、考える時に上を向く癖があるので、それが出ないように気を付けたいです。

―自分に合っていますか?
合ってないと思います(笑) バスケ部だったので運動着って感じだし、道着で激しい汗をかく運動があんまりピンとこないので、でも、かっこよくなれるようにがんばります!

下司尚実(大倉文乃 役) 体の使い方がナンバでおもしろいし、上半身と下半身が一体化して動く方が気持ちがいいと思うんですけど、まだちぐはぐしてしまうので練習しなきゃな、という感じです。がんばりたい気持ちがムラムラしてます(笑)

白勢未生(郁林 役) 私は郁林役なのですが、尼僧と薙刀の精神が似ているところがある気がしています。
原作を読んだときも女性の凛としている姿を覚えていて。先生たちの佇まいを見ていて、凛とした雰囲気を感じました。稽古を通してそういう精神に今日ちょっと近づけたんじゃないかなって思います。薙刀は思ったよりも難しくて重たいものだったので、もっと郁林として薙刀と仲良くなっていきたいなと思いました。

小山雲母(三須英子 役) 初めて共演の皆さんと会うということもあり、最初はすごく緊張していたんですけれど、その緊張以上に、薙刀を持ったときに生まれる高揚感、楽しいという気持ちの方が勝っていました。
ただ、楽しさだけではやっていけないので、先生が教えてくださった細かいところまで、いつでもできるように体に染み込ませて、本番までチームの一員として楽しみつつ「すごい!」って見せられるところをもっとのばしてがんばっていきたいと思いました。

萩原麻乃(安藤真琴 役) 大変だろうなと思っていたんですけど、初めて薙刀をさわったら想像以上に大変でした!
力を抜く、とか大事な最初の構えとかがなかなかうまくいかなくて、本番までにちゃんと薙刀をやっている人が見ても試合になっているように上を目指してがんばりたいなと思います。

則松亜海(福留やす子 役) 本当に大変だろうなと思っていたんですけど、想像以上に扱いが難しくて、その長さや大きさにも慣れないし、一つひとつ技を出したあとに構えに戻るという基本の姿勢を覚えるのがすごく難しいと感じました。
でも先生がわかりやすく丁寧に指導してくださっているので、少しでも吸収して、福留やす子は監督で負け知らずの人物なので、本番までにその人物像に少しでも近づけるようにがんばります。

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